エアライン — 2024年2月1日 14:58 JST

JAL、777のCA席や翼端ライト抽選販売

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 日本航空(JAL/JL、9201)は、退役したボーイング777型機の部品を活用した新商品の抽選販売を1月31日から始めた。客室乗務員が座る「キャビンアテンダントシート」と、主翼の左右翼端の「ウイングポジションライト」、運航に必要な装備品を収納していた「機内収納ボックス」を扱う。

JALが抽選販売する777のキャビンアテンダントシート(同社サイトから)

 キャビンアテンダントシートは、国内線機材777-300(登録記号JA8945)で使用されていたもので2点販売。縦長の長方形状で、引き出すと座ることができる。土台に敷かれたカーペットは、機内で使用しているものと同一仕様にしたという。また、壁側にあるシート可動部分は通常見えないが、背面をアクリルで覆い、動きが見えるようにした。

 JA8945はリサイクルを視野に解体された機体で、左右1つずつのウイングポジションライトも同機から取り下ろしたもの。左は赤、右は緑と左右で色が異なる。

 機内収納ボックスはJA8945のほか、同じように解体された2機の777-200(JA8978、JA772J)のものを用意。搭載していた機体や設置箇所の違いで個体差があるという。

 価格と販売数は、キャビンアテンダントシートが55万円で2点、ウイングポジションライトは49万5000円で左右1点ずつ、機内収納ボックスは22万円で、「L」が4点、「R」が7点となる。購入申込はJALの特設ページで、2月12日まで受け付けている。

JALが抽選販売する777のキャビンアテンダントシート(同社サイトから)

JALが抽選販売する777のキャビンアテンダントシート(同社サイトから)

JALが抽選販売する777のウイングポジションライト(同社サイトから)

JALが抽選販売する777のウイングポジションライト(同社サイトから)

JALが抽選販売する777の機内収納ボックス(同社サイトから)

JALが抽選販売する777の機内収納ボックス(同社サイトから)

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