エアライン — 2023年12月11日 23:50 JST

ANA、仮想空間で旅行や買い物 マイルがたまるアプリ「GranWhale」

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 ANAホールディングス(ANAHD、9202)傘下でメタバース事業を手掛けるANA NEO(ANAネオ)は12月11日、スマートフォンを使いバーチャル(仮想)空間での旅行や買い物などが楽しめ、マイルが貯まるアプリ「ANA GranWhale(ANAグランホエール)」を発表した。

ANA GranWhaleのイメージ(ANA NEO提供)

 ANA GranWhaleは、バーチャル旅行空間「V-TRIP」と、ショッピング空間「Skyモール」で構成。利用者はスマートフォンで「ワールドトラベラー」と呼ばれる自分の分身「アバター」を操作し、仮想空間での旅行や買い物を楽しむ。対応OSは、iOSとAndroid。無料アプリで一部にアプリ内課金がある。

 V-TRIPでは京都や北海道、沖縄など国内61カ所と海外3カ所の計64カ所を訪れることができ、Skyモールの店舗はアパレルのSHIPS(シップス)、スポーツメーカーのミズノなど、一般企業が出店する10店舗とANAグループによる4店舗の計14店舗がそろった。SHIPSは実在する有楽町店を再現し、ミズノはANAとのコラボ商品を含むゴルフ用品などを扱う。

ANA GranWhaleのV-TRIPで訪れることができる京都(ANA NEO提供)

ANA GranWhaleのV-TRIPで訪れることができる京都(ANA NEO提供)

 ANA GranWhaleで「グランチップ」を集めると、ANAのマイルが貯まる「マイルガチャ」を引くことができ、グランチップ交換所では、アプリ内で使用できるさまざまな衣装やアイテムと交換もできる。

 ANA NEOによると、バーチャル旅行をきっかけとしたリアルな旅行増加や、越境ECによる特産品販売による地域創生への貢献を目指すという。

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