解説・コラム — 2023年10月15日 06:15 JST

空港スタッフ採用数の半数離職が1位 先週の注目記事23年10月8日-14日

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 10月8日から14日までによく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、国土交通省によるグランドハンドリング(地上支援業務)に従事するスタッフの採用状況や離職率の調査結果の記事でした。

旅客とランプのハンドリングに従事するスタッフは回復傾向も離職抑制が課題=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

第1位 空港の旅客・ランプ係員、採用数の半数離職 国交省調査、受託料引上が課題

 調査は国交省航空局(JCAB)が4-8月を調査期間として実施したもので、対象期間の採用数3617人に対し、離職者数は約半数にあたる1760人だったことなどの調査結果を、5日に開かれた有識者会議「持続的な発展に向けた空港業務のあり方検討会」で公表。徐々に採用が進んでいるものの、離職につながらない労働環境の整備なども課題と言えます。

 グランドハンドリングはグラハンとも呼ばれ、空港での航空機運航に関する地上支援業務の総称。8月に発足した業界団体「空港グランドハンドリング協会(空ハン協、AGHA)」では、グランドスタッフ(地上旅客係員)による乗客の搭乗手続きなどの「旅客サービス」、航空機への手荷物や貨物の搭降載、機内清掃などの「ランプサービス」、航空機に貨物を搭載するための調整業務「貨物ハンドリング」、航空機の運航を支援する「オペレーション」などの総称と位置づけています。国内では、これまでは「ランプハンドリング」をグラハンと呼ぶ企業が多い印象ですが、協会設立により今後は海外と同様の呼び方に合わせていくとのことです。


これより先は会員の方のみご覧いただけます。

無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。

会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。

無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。

会員としてログイン
 ログイン状態を保存する  

* 会員には、無料個人会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
 これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
 購読料はこちらをご覧ください。

* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月3本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能

* 法人会員登録は、こちらからお問い合わせください。
* 法人の会員登録は有料のみです。

無料会員登録
* 利用規約 に同意する。
*必須項目新聞社や通信社のニュースサイトに掲載された航空業界に関する記事をピックアップした無料メールニュース。土日祝日を除き毎日配信しています。サンプルはこちら
登録内容が反映されるまでにお時間をいただくことがございます。あらかじめご了承ください。
  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post
キーワード: