エアバス, エアライン, 機体, 解説・コラム — 2013年11月14日 20:35 JST

バニラ・エア、白装束のA320初号機が成田到着

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 ANAホールディングス(9202)傘下のバニラ・エアにとって最初の機体となるエアバスA320型機の初号機(登録番号JA01VA)が11月14日午後5時7分、成田国際空港に到着した。同社のデザインを塗装する前の「白装束」で姿を現した。

翼端にシャークレットを装備したバニラのA320初号機=11月14日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 同機は新造機で、仏トゥールーズを現地時間12日に出発。アラブ首長国連邦のシャールジャ国際空港、タイのドンムアン空港を経由して成田へ到着した。19日には成田から伊丹へ向かい、同空港に隣接するANAベースメンテナンステクニクスの格納庫で塗装が行われる。成田へは12月上旬に戻る見通し。

 座席数は1クラス構成180席で、エンジンはCFMインターナショナル社製CFM56を採用。翼端に燃費を最大4%改善する「シャークレット」を装備している。英ダブリンを拠点とするリース会社AWASからANAHDがリース導入した機体で、バニラは運航会社として機体を使用する。

 バニラは12月20日から那覇と台北(桃園)の2都市へ就航。2014年1月29日から札幌、3月1日からソウル(仁川)と、機材の増機に合わせて拡充する。当初2機で運航を開始し、14年3月末に5機、15年3月末に8機、15年9月末までに10機体制を目指す。

 国内のLCC(低コスト航空会社)が運航するA320は、これまで全機が塗装済みの状態で日本に飛来している。白い塗装のA320が飛来するのは国内LCCの機体としては初めて。

 同機はANAHDが合弁を解消したエアアジア・ジャパン(WAJ)用の機体として発注していたため、エアバスでの


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