空港, 需要, 需要実績 — 2023年9月26日 05:55 JST

中部空港、旅客数80万人超え 3年6カ月ぶり、国際線5倍超26万人=8月実績

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 中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社(CJIAC)の2023年8月実績の速報値によると、国際線と国内線を合わせた総旅客数は50%増の86万2153人で、2020年2月以来3年6カ月ぶりに80万人を超えた。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)前の2019年同月比では36%減となった。

総旅客数が3年6カ月ぶりに80万人を超えた中部空港(資料写真)=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 旅客数の内訳は、国際線が前年同月比5.82倍(19年同月比60%減)の26万7000人で2年4カ月連続で前年同月を上回り、2カ月連続で20万人を超えた。国際線のうち日本人は5.69倍の11万9800人で、3年6カ月ぶりの10万人超え。外国人は6.00倍の14万7200人だった。国内線は13%増(12%減)の59万5153人で、1年10カ月連続での前年超えとなった。

 総発着回数は14%増(29%減)の7283回で、内訳は国際線が2.52倍の2139回、国内線は7%減の5144回だった。国際線のうち旅客便は4.03倍の1539回、貨物便は34%増の493回、その他が8%増の107回だった。

 国際貨物取扱量は6%減の8499トン、国内貨物取扱量は41%増の1120トン、給油量は30%増の4万1026キロリットル、構内営業売上高は2.33倍(55%減)の18億6500万円だった。

 構内営業売上高のうち、免税店は5.71倍(69%減)の7億8000万円。一般物販店は61%増の6億3700万円で、飲食店は68%増の4億4800万円だった。

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