エアライン — 2023年9月15日 22:25 JST

デルタ航空、マイル会員の条件簡素化 利用額のみに

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 デルタ航空(DAL/DL)は、マイレージサービス「スカイマイルプログラム」のメダリオン会員資格を取得時に必要な条件を簡素化し、2024年1月から取得方法も見直す。米国外の在住者も取得に必要な条件は、ドル換算の利用額を基にした「MQDs」のみとなり、これまで資格取得に必要だったマイル「MQMs」や区間「MQSs」は不要になる。

メダリオン会員資格の取得条件を簡素化するデルタ航空=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ドル換算の利用額を基にするMQDsは、デルタや提携航空会社の運航便の利用時だけでなく、日本で発行されたデルタ スカイマイル提携クレジットカードの利用などでも獲得できる。日本円を含むすべての通貨は発券・購入時の為替レートで米ドルに換算後、1米ドルが1MQDに換算される。

 2024年に獲得したMQDsに応じて、2025年のステータスが決定。シルバーが6000MQDs、1万2000MQDs、プラチナが1万8000MQDs、ダイヤモンドが3万5000MQDsとなる。

 また、マイルの有効期限はなく、デルタ航空運航便の特典航空券には適用除外日を設けない。

 今年獲得したMQMsを2024年に繰り越した場合、MQMsをMQDsか特典旅行に利用できるマイルに交換するか、両方を組み合わせを選択できる制度を2月1日から始める。

関連リンク
スカイマイルプログラムに関する変更点(2024年)(デルタ航空)
デルタ航空

デルタ航空、羽田-ホノルル10月就航 3年7カ月遅れ(23年8月29日)
羽田に米国外唯一の「スカイクラブ」オープン 写真特集・デルタ航空新ラウンジ(22年7月28日)
デルタ航空、羽田-ミネアポリス再開 3/25から1日1往復(23年2月28日)
デルタ航空、機内Wi-Fi無料提供 2月から米国内線、国際線も導入へ(23年1月11日)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post