エアライン — 2023年8月30日 09:26 JST

ANAとアルファドライブ、高松で地域滞在型”越境学習” 11月開催

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 全日本空輸(ANA/NH)を中核とするANAグループとアルファドライブ(東京・千代田区)は、地域滞在型の「越境学習」プログラムの提供を始める。第一弾として香川県高松市で「FUTURE GATE 高松」を11月から実施し、都市と地域の在住者が相互に多様な交流をすることで、新規事業創出や地域活性化を目指す。

高松で地域滞在型の越境学習を実施するANA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 FUTURE GATE 高松は、11月13日から18日まで6日間のプログラム。都市圏に住む会社勤めの人で新規事業の創出や、地域の課題解決から新たなソーシャルビジネスを生み出したい人を対象にした。越境学習は、ビジネスパーソンが所属する組織の枠を越えて学ぶことを指す。

 参加者は高松市内を中心に、リモートワークをしながら一定期間滞在。農業体験や地域の人たちとの交流、地域活性化に向けたワークショップに参加し、現地の魅力や課題を念頭に置いた新規事業などの地域活性化策を発表する。

 定員は20人で、参加費は初回モニター料金として9万8000円(税別)に設定。旅費交通費や滞在費、現地での飲食費などは含まれない。申し込みは10月16日午後5時までで、定員に達し次第締め切る。

 ANAグループでは、ANA総合研究所が主体となり、「アグリ・スマートシティ」を推進。実証実験が2022年12月に高松市で始まり、4地域で順次実施している。

関連リンク
地域滞在型 越境学習プログラム 「FUTURE GATE 高松」
全日本空輸
AlphaDrive

ANA、高松市で都会の仕事と農業両立「アグリ・スマートシティ」10月から実証実験(22年9月16日)

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