エアライン — 2023年8月5日 23:28 JST

台風6号、6日は欠航340便超 沖縄奄美方面

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 台風6号の影響で、8月5日は航空各社で沖縄方面を発着する国内線を中心に320便以上が欠航し、影響者数は約5万1500人にのぼった。あす6日も、沖縄や奄美方面発着の国内線を中心に全日本空輸(ANA/NH)、日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC、9204)、ソラシドエア(SNJ/6J)、ピーチ・アビエーション(APJ/MM)、ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)の6社だけで347便の欠航が決まった。

*7日の欠航情報はこちら

5日22時の台風6号の経路図(気象庁のサイトから)

 気象庁によると、台風6号は5日午後10時の時点で鹿児島県徳之島の西南西約30キロをゆっくりとした速さで東へ進んでいる。中心気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心の南東側220キロ以内と北西側165キロ以内は風速25メートル以上の暴風が吹いている。

 6日未明から明け方にかけて奄美地方や沖縄地方にかなり接近した後、日本の南の海上で勢力を強めて北上し、8日以降は西日本にかなり接近するおそれがあるとして、警戒を呼びかけている。

5日22時時点の台風6号の影響による欠航便数。7日の空欄は未確定のため(Aviation Wire作成)

ANA

 ANAでは、5日は那覇を発着する全便が欠航し、国内線102便が欠航。約1万8700人に影響が出た。6日も那覇を発着する全便の欠航が決まるなど、国内線102便が欠航、影響者数は約2万1600人にのぼる見込み。

 週明け7日は、那覇の始発便となる羽田行きNH460便など国内線4便の欠航が決定している。

JAL

 JALでは、5日は那覇を発着する全便が欠航し、国内線95便が欠航。約1万3820人に影響が生じた。6日も那覇と奄美大島を発着する全便の欠航が決まるなど、国内線119便が欠航、影響者数は1万5150人にのぼる見込み。

 週明け7日は、奄美大島・種子島・屋久島・喜界島・徳之島・沖永良部・与論・北大東・南大東を発着する多くの便の欠航が決定している。

スカイマーク

 スカイマークでは、5日は那覇と奄美大島を発着する全42便が欠航。約5200人に影響が出た。6日も那覇と奄美大島発着の全42便が欠航、影響者数は約6000人となる見通し。

 週明け7日は、那覇発2便の欠航が決定している。

ソラシドエア

 ソラシドエアでは、5日は那覇を発着する全26便が欠航。約3570人に影響が生じた。6日も那覇発着の全26便が欠航し、影響者数は約4140人となる見通し。

 週明け7日は、那覇発鹿児島行き始発の6J84便の欠航が決定している。

ピーチ

 ピーチでは、5日は那覇と奄美大島を発着する国内線と国際線計42便が欠航。約7622人に影響が出た。6日も那覇と奄美大島発着の全42便が欠航、影響者数は約7547人となる見通し。

 週明け7日は、那覇発成田行きMM500便、台北(桃園)行き923便と折り返しの那覇行きMM924便の計3便が欠航する。

ジェットスター

 ジェットスター・ジャパンでは、5日は那覇発着全14便と台北発成田行きGK12便の国内線と国際線計15便が欠航。約2763人に影響が出た。6日も那覇発着の全16便が欠航、影響者数は約2974人となる見通し。

 そのほかの航空会社も、最新情報をウェブサイトなどで確認するよう呼びかけている。

関連リンク
台風情報(気象庁)
運航の見通し(JAL)
運航の見通し(ANA)
スカイマーク
運航状況(スターフライヤー)
運航の見通し(エア・ドゥ)
ソラシド エア
新着情報(日本トランスオーシャン航空)
日本エアコミューター
運航情報(フジドリームエアラインズ)
アイベックス
オリエンタルエアブリッジ
運航情報(ピーチ・アビエーション)
ジェットスター・ジャパン
スプリング・ジャパン

台風6号、7日欠航は奄美群島や那覇140便超(23年8月7日)

【お詫び】
記事初出時、集計の一部に誤りがありました。お詫びして訂正致します。(23年8月7日 05:57 JST)

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