エアライン, 官公庁 — 2013年11月2日 15:50 JST

デルタ航空、離着陸時に電子機器の利用可能に FAAの規制緩和受け米国内線で

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 デルタ航空(DAL)はFAA(米国連邦航空局)による規制緩和を受け、乗客が離着陸時など高度1万フィート未満の機内で小型電子機器を利用できるよう、FAAに運用計画を提出した。

機内での小型電子機器の取り扱いを説明するFAAの資料(FAAの資料から)

 従来は離着陸時を含む高度1万メートル未満の機内では、すべての小型電子機器の利用が禁止されていた。現地時間10月31日にFAAが発表した規制緩和を受け、早ければ同11月1日から運用を予定している。

 DALは全保有機材を対象に、フライトの全過程で小型電子機器の利用が、航空機の安全運航に影響を与えないことを確認する耐性テストを完了済み。

 これにより、DALの米国内幹線用機材約570機は、米国内線フライトの地上走行中や離着陸時に、読書用端末やタブレット、スマートフォンなど、機内モードに設定することを条件に、使用が許可される見込み。携帯電話による通話は、引き続き全面禁止。

関連リンク
デルタ航空
Portable Electronic Devices(FAA)

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