エアバス, 機体 — 2013年10月30日 20:23 JST

エアバス、A320にシャークレット後付け対応 15年から

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 エアバスは現地時間10月29日、現在運航されているA320シリーズの機体に、燃料消費を改善する翼端の「シャークレット」を後付けする改修オプションを、2015年から提供すると発表した。改修により、シャークレットを装備するA320シリーズの新造機と同様、コスト削減と飛行性能の向上が実現する。

新型シャークレットを装備したA320=12年4月 PHOTO: P. Masclet, em company/Airbus

 改修作業では、主翼構造の強化とシャークレットの取り付けが行われる。機体性能を改善する改修オプションの一つとして提供し、機体の運航寿命を延ばす。

 シャークレットを装備することにより、燃料コストを最大4%削減し、航続距離を100海里(185.2キロ)延長できる。現在運航されている4000機以上のA320シリーズにシャークレットを装備でき、すでに約200機分の改修需要を確保しているという。改修オプションは当初A320とA319で提供し、その後A321への改修評価を実施する。

 エアバスは12年12月からA320シリーズの新造機へシャークレットを装備するオプションを提供。最新エンジンを搭載するA320neoシリーズでは、全機種がシャークレットを標準装備する。A320neoは15年10月に初号機が就航する予定。

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Airbus
エアバス・ジャパン

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