官公庁, 機体 — 2022年11月11日 21:25 JST

川重、ブルーインパルスT-4展示協力 あいち航空ミュージアム5周年で11/26お披露目

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 川崎重工業(7012)は11月11日、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が使用している同社製中等練習機T-4の退役機(26-5805)を、愛知県が県営名古屋空港に隣接する「あいち航空ミュージアム」に展示する際に協力したと発表した。ブルーインパルスのT-4が自衛隊の施設以外で一般公開されるのは全国初で、26日にお披露目される見込み。

あいち航空ミュージアムに展示されるブルーインパルスT-4の退役機26-5805(愛知県のサイトから)

あいち航空ミュージアムに展示されるブルーインパルスT-4の退役機26-5805(川重のサイトから)

 ブルーインパルス機の展示は、ミュージアム開館5周年を記念したもの。川重は空自松島基地からの機体輸送、ミュージアムでの再組立、展示用装飾などを行った。

 T-4は川重が1988年から200機以上製造した純国産ジェット機で、教育部隊をはじめ空自の戦闘機部隊などに配備されている。うち10機は松島基地を拠点とするブルーインパルスの使用機として配備され、航空祭や国民的な大きな行事などで展示飛行を披露している。

 あいち航空ミュージアムでは、11月30日の開館5周年を記念し、26日から2023年4月9日までブルーインパルス」をテーマとした特別企画展「Always with Blue~大空への憧れをブルーインパルスと共に~」を開催する。展示する退役機は特別企画展終了後も常設展示する。

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