エアライン — 2022年7月27日 17:00 JST

JAL、羽田-ヘルシンキ週5往復に増便 香港から北米へ乗継ぎ強化、10月の国際線

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 日本航空(JAL/JL、9201)は7月27日、国際線の運航計画を発表した。10月1日から夏ダイヤ最終日の29日までが対象で、羽田-ヘルシンキ線を週5往復に増便する。また、朝に成田へ到着する香港発便を強化し、成田での北米行き乗り継ぎ需要をさらに強化する。

10月から羽田-ヘルシンキ線を週5往復に増便するJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 9月末まで週4往復の羽田-ヘルシンキ線は、10月から金曜の羽田発と土曜の現地発を追加。ヘルシンキ行きJL47便は火曜と木曜、金曜、土曜、日曜に、羽田行きJL48便は月曜と水曜、金曜、土曜、日曜に運航する。

 週10便運航する香港発成田行きのうち、成田へ午後8時45分に到着するJL26便を減便。9月末までの週7便(1日1便)から週5便に減らす。一方、午前7時5分に到着するJL736便は週3便から週5便に増便。北米行きへの乗り継ぎ需要を強化する。夜着と朝着は5便ずつで、全体の便数は変更しない。東京(羽田・成田)発は、羽田発香港行きJL29便と成田発香港行きJL735便を5便ずつ運航する。

 国際線の減便率は、9月が未発表のソウル路線を除いて52%、10月はシドニー・台北・ソウル・グアム路線を除いて46%となる。

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