エアライン, 企業 — 2022年7月27日 16:33 JST

ANAとセブンイレブン、ドローン物流サービス検討で覚書締結

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 ANAホールディングス(ANAHD、9202)とセブン-イレブン・ジャパンは7月27日、ドローンを活用した物流サービスの検討に関する覚書を締結したと発表した。両社は2025年度のドローン輸送サービス実現に向けたビジネスモデルの構築と運用体制の検討を進める。

ドローン物流サービス検討の覚書を交わしたANAホールディングスとセブンイレブン。写真は福岡市能古島で行われた実証実験=20年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ANAHDはドローンの運航体制の確立や機体選定、運航に関わる通信の安定性向上に向けた検討を担い、セブンイレブンは商品配送サービス「7NOW(セブンイレブンネットコンビニ)」の活用の検討、店舗敷地内のドローン専用ポートの設置、注文できる商品の選定を担う。

 両社は日本の離島や山間部での物流の利便性向上を目指し、2020年から共同で実証実験を進めており、今年度は秋ごろに福岡市で課題の検証を予定している。

 今後は共同での実証事業検討を加速させ、2025年度からドローンを使った実店舗から離島への配送サービスを展開し、日本の地域課題の解決を目指す。

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