エアバス, エアライン, 機体, 空港 — 2022年6月12日 08:57 JST

JALのA350、鹿児島に初飛来 開港50周年チャーターで銀ロゴ2号機

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 日本航空(JAL/JL、9201)のエアバスA350-900型機が6月12日、鹿児島空港に初飛来した。開港50周年記念の富士山遊覧チャーターを実施するためで、国際線ターミナルを利用する。

*チャーターの記事はこちら

鹿児島空港に初めて着陸するJALのA350-900 JA02XJ=22年6月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 遊覧チャーターは鹿児島空港を午後1時に出発し、午後4時に戻る。フライトには地域の魅力を発信する客室乗務員「ふるさと応援隊」が乗務し、A350の全席に備えられた個人用モニターを使って「動画 de 航空教室」を開く。また、機内アナウンス体験や、城山ホテル鹿児島の弁当を提供する。

 チャーターに使用するA350は機体後部にシルバーのA350ロゴが描かれた2号機(登録記号JA02XJ)で、鹿児島空港へはフェリーフライトのJL4771便として午前8時40分ごろ到着した。

 JALのA350-900は国内線機材で、ボーイング777型機の後継機として2019年9月1日に就航。羽田発着の札幌(新千歳)、伊丹、福岡、那覇などの幹線を中心に投入している。18機確定発注しているが、今年4月28日に就航した16号機(JA16XJ)で国内線への投入は一段落し、2023年度に就航を予定している長距離国際線機材で長胴型のA350-1000の初号機が、通算17機目となる見通し。A350-1000は777-300ERの後継機として13機発注している。

*写真は4枚。

鹿児島空港に到着するJALのA350-900 JA02XJ=22年6月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

鹿児島空港に到着したJALのA350-900 JA02XJ=22年6月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

鹿児島空港に到着したJALのA350-900 JA02XJ=22年6月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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