エアライン, 空港 — 2022年5月5日 11:26 JST

JAL、羽田国際線で有料エスコートサービス

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 日本航空(JAL/JL、9201)は、羽田空港発着の国際線で乗客に同行する有料の「エスコートサービス」を始めた。1グループ最大5人までで、発着とも1回当たり1グループ1万円。12歳以上で対象航空券を購入していれば利用できる。

羽田発着の国際線で有料エスコートサービスを始めたJAL=22年4月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 対象はJAL発券で同社が運航する羽田発着の国際線定期便の航空券となり、団体旅行運賃などは対象外。出発時はサービス予約時に決めた待ち合わせ場所で係員が乗客を出迎え、搭乗手続きや保安検査場、出国手続きに同行する。到着時は係員が到着便のそばで出迎え、到着ロビーまで同行する。海外旅行に不慣れな人や不安を感じている人に対し、出発・到着時に安心して利用してもらう。

 申し込みは発着とも搭乗便出発の24時間前までは電子メールで、24時間前を過ぎてからは出発時は羽田の、到着時は海外出発空港のそれぞれJALチェックインカウンターで受け付ける。当日の申し込み状況によっては対応できない場合もあるという。

 支払い場所は羽田出発便の場合、国際線が乗り入れる羽田第3ターミナルのJALチェックインカウンター、到着便は同ターミナル到着ロビーで、日本円の現金のみ利用できる。マイルや搭乗実績「FLY ONポイント」は積算対象外で、往復予約時も往路と復路は支払いが別になる。搭乗便が変更になった場合は、再度予約する必要がある。

 国内の大手航空会社では、全日本空輸(ANA/NH)が65歳以上の国内線利用者を対象に羽田で専任の係員が付き添う有料サービス「シニアプレミアムエスコート」のモニターサービスを今年1月から3月まで実施した。

関連リンク
羽田空港国際線有料エスコートサービスについて(JAL)
日本航空

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