エアライン — 2022年2月14日 11:31 JST

JAL、羽田で職域接種3回目開始 1日500人規模、ANAも実施

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 日本航空(JAL/JL、9201)は2月14日、新型コロナワクチンの3回目の職域接種を羽田空港で始めた。パイロットや客室乗務員、旅客係員などグループ会社を含む社員が対象で、昨年実施された前回の職域接種を利用した約1万7000人と同程度の社員が接種する見込み。

羽田空港で新型コロナワクチンの職域接種を受けるJAL客室乗務員の松本悠花さん=22年2月14日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港で新型コロナワクチンの職域接種を受けたJAL客室乗務員の松本悠花さん=22年2月14日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 職域接種は羽田第1ターミナルの会議室で実施。12日に運用手順の確認を兼ねて先行実施し、14日が本格運用の初日となった。ワクチンは2回目までと同じ武田/モデルナ製を使用する。

 JALで職域接種を統括する健康管理部の大海尚美部長は「(ワクチンが不足する中)ありがたくも申し訳ない気持ちだが、安心して利用していただけるようにしたい」と、職域接種を進める狙いを説明した。

 大海部長によると、今回は厚生労働省からの発信が早かったこともあり、2カ月程度で準備できたといい、1日当たり400-500人が接種を受けられるようにした。

 14日に接種した客室乗務員の松本悠花さん(26)は「接種したことで安心して乗っていただきたい。ワクチンを打っても安心せず、感染対策を徹底したい」と話した。

 全日本空輸(ANA/NH)も、12日に手順確認を含めた形で実施し、14日から本格化させた。

羽田空港で新型コロナワクチンの職域接種を受けるJALの客室乗務員=22年2月14日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港で新型コロナワクチンの職域接種を受けるJALの客室乗務員=22年2月14日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田空港で新型コロナワクチンの職域接種を受けるJALのパイロット=22年2月14日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

職域接種について説明するJAL健康管理部の大海尚美部長=22年2月14日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

JALが羽田空港内に設けた新型コロナワクチン職域接種会場の受付=22年2月14日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

関連リンク
職域接種に関するお知らせ(厚生労働省)
日本航空
全日本空輸

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