企業, 空港 — 2021年12月8日 12:17 JST

関空、PCR検査クリニック12/13開業 空港内2カ所目

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 関西空港を運営する関西エアポート(KAP)は12月8日、国際線出発客を対象にしたPCR検査クリニックが13日に開業すると発表した。空港内では2カ所目のPCR検査施設で、抗原定量検査や血清IgM抗体検査にも対応する。

関空に開業するPCR検査クリニックの受付イメージ(KAPの資料から)

 場所は第1ターミナルの4階南側で、検査時間は正午から午後9時までで、最終受付は午後8時30分。医療機関は医療法人友広会で、川崎重工業(7012)が運営する。予約は厚生労働省と経済産業省が運営するTeCOT(海外渡航者新型コロナウイルス検査センター)か同クリニックのウェブサイトからオンラインで予約でき、電話予約にも応じる。

 検査費用は「リアルタイムRT-PCR検査」が2万2000円で、最短3時間で結果がわかる。抗原検査と抗体検査は各1万1000円で、結果通知まではいずれも最短1時間半となる。費用には検査料と英文の陰性証明書1通の発行料が含まれる。支払いはクレジットカードのみで、自由診療のため保険適用外となる。

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関西国際空港PCR検査クリニック(医療法人 友広会)
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