エアライン — 2021年9月10日 15:09 JST

JALと東響、上空でバイオリン二重奏 10月に成田発着チャーター

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 日本航空(JAL/JL、9201)と東京交響楽団、ジャルパックの3者は9月10日、機内でクラシックの生演奏を楽しめる成田空港発着のチャーターフライトを10月23日に実施すると発表した。地上と上空で音色の違いを楽しんでもらう。東響のアシスタント・コンサートマスター廣岡克隆さんらの出演を予定している。

東響と音楽チャーターを開催するJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 出発前に空港でバイオリンによるプレコンサートを開催。機内ではクラシックの楽曲解説や質問コーナー、上空1万メートルで生演奏を披露する。出演は廣岡さんと東響のバイオリン奏者の土屋杏子さんを予定しており、バイオリン二重奏を機内3カ所で約20分ずつ演奏する。

 また、客室乗務員によるバイオリン演奏や国際線ファーストクラスで提供しているオリジナルショコラを用意し、オリジナルグッズも準備する。

 機材は国際線仕様のボーイング767-300ER型機(2クラス199席)。旅行代金は、ビジネスクラスが窓側6万4000円、通路側5万6000円、エコノミークラスが窓側2席2人利用時は1人3万5000円、2席1人利用時は1人6万2000円、中央席2万5000円となっている。

 今回の企画は、JALの社内ベンチャーチーム「W-PIT(Wakuwaku Platform Innovation Team)」に所属する社員が発案した。W-PITはコロナ前の2017年設立で、JALグループの社員約140人が参加している。

*当日の記事はこちら

関連リンク
JAL音楽チャーターフライト
日本航空
東京交響楽団

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