企業, 官公庁 — 2021年5月28日 00:30 JST

北海道大樹町、宇宙ビジネスのサミット初開催へ 8月に2日間

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 北海道十勝地方の大樹町など5者で構成する北海道宇宙サミット実行委員会は5月27日、宇宙ビジネスをテーマとする会議「北海道宇宙サミット2021」を8月26日と27日に帯広市などで開催すると発表した。

大樹町などが開催する「北海道宇宙サミット2021」

 大樹町は、宇宙ロケットや宇宙船の打ち上げ拠点「スペースポート(宇宙港)」の整備を4月から本格化させた。アジア初の民間に開かれた宇宙港を目指し、既存の打ち上げ施設を中核として「北海道スペースポート(HOSPO)」と命名。町と道内6社が出資して宇宙港の運営会社「SPACE COTAN(スペースコタン)」を設立した。航空宇宙産業が集積する「宇宙のシリコンバレー」を目標に掲げ、第1弾として2025年までに2つの発射場を町が新設する。

 8月の宇宙サミットは、26日にHOSPOのオンラインツアー、27日に帯広市民文化ホールで「北海道宇宙サミットカンファレンス」を開催。現地のほかオンラインでも開催し、約500人が無料で参加できる。実行委員会を構成する大樹町の酒森正人町長や、SPACE COTANの小田切義憲社長、インターステラテクノロジズの稲川貴大社長、同社ファウンダーでOur starsの堀江貴文社長らが登壇を予定している。

 申込はイベントプラットフォーム「Peatix(ピーティックス)」で受け付けている。

関連リンク
【8/27(金)開催】”北海道、開港”。 北海道宇宙サミット2021 – カンファレンス –(Peatix)
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