エアライン — 2013年6月28日 20:30 JST

ANAの一風堂ラーメン、北米線にも豚骨 7月から日本発便で

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 全日本空輸(ANA)は、国際線の機内食で人気メニューとなっている有名ラーメン店一風堂が監修した豚骨ラーメン「ソラトン」を、7月1日からホノルル線を除く北米路線の日本出発便でも提供する。6月のサービス開始時は欧州路線のみで、北米路線は醤油ラーメンだった。

豚骨ラーメン「そらとん」(左)と醤油ラーメン「ふるさと」を手に持つANAの客室乗務員=5月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 一風堂のラーメンを提供するのは、国際線のファーストクラスとビジネスクラス。米国では食品に関する当局の輸入規制で、豚骨ラーメンのスープを持ち込めないため、これまでは醤油ラーメン「ふるさと」を提供していた。

 乗客から豚骨ラーメンを望む声が多いことと、豚骨の増産に目処が立ったことで、北米路線も日本出発便のみ豚骨を搭載することになった。米国発便では醤油を提供する。

 空の上の豚骨ラーメンを意味する「そらとん」は、店舗の人気メニュー「白丸」をベースに、もう一つの人気メニュー「赤丸」に添えられている香味を入れ、麺は極細麺を採用している。

 ラーメンは1食目の機内食後、乗客が好きな時に2食目として自分で注文する軽食メニューの一つとして提供。サービス開始当初は搭載量が限られていたため、品切れになることがあったが、7月からは従来よりも多く積めるようになるという。

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