エアライン — 2021年4月14日 23:24 JST

JALとANA、聖火輸送787の模型当たるTwitterキャンペーン

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 日本航空(JAL/JL、9201)と全日本空輸は4月14日、聖火特別輸送機「TOKYO 2020号」のモデルプレーンやステッカーが当たるキャンペーンを始めた。27日まで。

松島基地に到着した聖火特別輸送機TOKYO 2020号の前に並ぶANAとJALの客室乗務員=20年3月20日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 聖火リレーが3月25日から始まったことを記念したもので、両社とも自社のTwitterアカウントのフォローや対象ツイートのリツイート、応募フォームから登録するとエントリーが完了する。モデルプレーンは抽選で1社10人ずつ、ステッカーは同100人ずつ。

 聖火を運んだTOKYO 2020号は、JALのボーイング787-8型機(登録記号JA837J)を使用。機体前方に聖火ランナーのピクトグラムが描かれ、垂直尾翼には東京大会の聖火リレーエンブレムがデザインされた。機体全体で聖火リレーによる1本の希望の道を表し、「2020号」は英語の「Go」とかけた。機体前方には、東京大会のオフィシャルパートナー(航空輸送カテゴリー)を務めるANAとJALのロゴが描かれていた。同機の外観はすでに通常塗装に戻されている。

羽田空港を出発する聖火特別輸送機TOKYO 2020号=20年3月18日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

松島基地に着陸する聖火特別輸送機TOKYO 2020号=20年3月20日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire

 TOKYO 2020号はアテネ行きJL1964便として、羽田を2020年3月18日午後0時50分に出発し、アテネには午後6時33分に到着。宮城県の航空自衛隊松島基地へ向かうJL2020便は、19日午後3時11分にアテネを出発して、予定より約1時間早い20日午前10時に到着した。松島基地周辺では、この日は早朝から強風が吹いており、着陸できない場合は到着地を羽田へ変更する可能性もあったが、到着を早めることで回避した。

 東京オリンピックは7月23日から開催予定だが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が終息しない中、開催を目指すIOC(国際オリンピック委員会)や日本政府の姿勢、過度な商業主義には批判も多い。

*聖火到着時の様子はこちら

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ANA|JAL東京2020オリンピック聖火協力輸送記念Twitterキャンペーン(ANA)
東京オリンピック・パラリンピック競技大会

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