エアライン, ボーイング, 機体 — 2021年3月31日 15:50 JST

アラスカ航空、737MAX9を23機確定発注 オプション15機も

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 ボーイングは現地時間3月30日、アラスカ航空(ASA/AS)から737 MAX 9(737-9)を23機確定受注したと発表した。2020年12月に合意したもので、このほか15機分のオプションも設定する。これまでの発注やリース契約を合わせると総数120機になった。

アラスカ航空の737 MAX(ボーイング提供)

 米シアトルを拠点とするアラスカ航空は、2012年10月に32機の737 MAX 9を確定発注し、37機をオプション契約。今年1月に初号機(登録記号N913AK)を受領し、3月1日から商業運航を開始した。3月18日には2号機も導入済みで、座席数は3クラス178席で、ファーストクラス16席、プレミアムクラス24席、メインキャビン138席となる。

 737の発展型となる737 MAXは、CFMインターナショナルの新型エンジン「LEAP-1B」を採用。翼端には新型ウイングレット「アドバンスト・テクノロジー・ウイングレット」を備え、客室内装はLED照明や大型の手荷物収納棚など、787と同等のものを取り入れた「ボーイング・スカイ・インテリア」を採用している。

 標準型は737-800の後継となる2016年1月に初飛行した737 MAX 8(737-8、1クラス189席)で、もっとも胴体が短い機体で737-700の後継機737 MAX 7(737-7、同172席)、従来型では胴体がもっとも長かった737-900ERの後継機737 MAX 9(737-9、同220席)があり、2019年11月には胴体長が最長となる737 MAX 10(737-10、同230席)がロールアウトした。

 2019年3月10日に2度目の墜落事故を起こした737 MAXは、直後から各国の航空当局が飛行停止措置を講じた。製造国である米国のFAA(連邦航空局)は、2020年11月18日に飛行停止命令を解除し、運航再開を認めた。これにより、FAAの監督下にある航空会社は737 MAXによる商業運航の再開に向け動き出したほか、ボーイングは顧客への引き渡しを再開できるようになった。

 ボーイングの受注リストによると、737 MAXはFAAの飛行停止解除後、2月末までに146機を受注。ユナイテッド航空(UAL/UA)は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)後の市場回復を見越し25機を追加発注したほか、3月29日にはサウスウエスト航空(SWA/WN)が100機追加発注するなど、受注が続いている。

関連リンク
Preparing for the Boeing 737 MAX to safely join our fleet(Alaska Airlines)
Alaska Airlines
Boeing
ボーイング・ジャパン

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