全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC)など航空10社は12月18日、年末年始の予約状況を発表した。対象期間は12月25日から2021年1月3日までの10日間。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、国際線は各社とも運休や減便が発生したことにより、旅客数と提供座席数が前年を大きく下回った。例年であれば予約率が8割台に達する国内線は、政府が観光支援事業「Go To トラベルキャンペーン」を年末年始に一時停止したことにより、伸びが鈍化した。
10社の発表値を合計すると、予約数は国際線が前年同期比95.4%減の3万2022人。国内線は45.2%減の174万2959人で、例年の半分程度に落ち込んだ。提供座席数は国際線が82.1%減の15万1723席で、国内線は8.5%減の386万827席となった。10社平均の予約率は国際線が60.9ポイント低下し21.1%、国内線は30.2ポイント低下し45.1%となっている。
11月下旬から、新型コロナウイルスの感染者が全国的に増加。観光庁が進めている「Go To トラベル事業」は、12月28日から1月11日まで適用を一時停止している。
ANA
ANAの予約数は、国際線が前年同期比
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