エアライン — 2020年7月21日 23:51 JST

JAL、首里城再建支援で5482万円寄付 沖縄県に追加分

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 日本航空(JAL/JL、9201)をはじめとするJALグループは7月21日、沖縄のシンボルである首里城再建に対する追加支援として、5482万8000円を沖縄県が設けている口座に寄付したと発表した。

首里城再建支援で5400万円以上を沖縄県に寄付したJALグループ=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 JALと沖縄を拠点とする日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)、琉球エアーコミューター(RAC)の3社が2019年11月から実施してきた「首里城再建応援先得」と、航空券と宿泊がセットになったダイナミックパッケージ商品「首里城再建応援ツアー」の収益の一部を寄付。沖縄県が設置している「首里城火災復旧・復興支援寄附金」の口座へ7月10日に振り込んだという。

 JALグループでは、2019年11月から12月までチャリティ・マイルによるマイル寄付を募り、1689万6000マイルが会員から寄付された。1マイルを1円相当として換算し、今年1月に相当額を寄付している。

 首里城は、2019年10月31日未明に起きた火災で主な建物が全焼。琉球王国時代から伝わる貴重な収蔵品も多くが焼失した。JALとJTA、RACの3社では、首里城再建応援デカールを貼った機材を運航している。

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