エアライン — 2020年7月9日 09:20 JST

JAL国内線、払戻手数料のみでキャンセル可能 10月24日搭乗分まで

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 日本航空(JAL/JL、9201)は、7月4日から10月24日搭乗分の対象運賃の国内線航空券を新規購入した場合、払戻手数料のみで予約をキャンセルできるようにしている。便を変更したい場合はキャンセル後、新たに航空券を購入する。

10月24日搭乗分まで払戻手数料のみで国内線の予約をキャンセル可能にしているJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 対象運賃は、ウルトラ先得、スーパー先得、先得割引タイプA・B、特便割引1・3・7・21、乗継割引7・28。7月3日午前9時30分から9月30日までに新規購入した7月4日から10月24日搭乗分の国内線航空券が対象になる。

 通常は出発54日前から搭乗当日の出発前までにキャンセルすると、先得は運賃の50%、特便は5%が取消・払戻手数料の合計額として徴収されるが、期間中は440円の払戻手数料のみでキャンセルできる。

 JALの7月の国内線は、計画の最大68%にあたる便を運航。一方、全日本空輸(ANA/NH)は、7月1日から9月30日搭乗分の対象運賃の国内線航空券については、最大355日先の便への変更を取消・払戻手数料を無料で受け付けている(関連記事)。

 新型コロナウイルスの影響で航空需要が冷え込む中、予定を変更しやすくすることで国内線需要の掘り起こしを狙う。

関連リンク
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日本航空

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