企業, 空港 — 2013年5月17日 18:00 JST

羽田国内線ターミナル、迷子捜しなどにiPad活用 連休中も成果

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 羽田空港国内線ターミナルを運営する日本空港ビルデング(9706)は、iPadを活用した案内サービスを4月から行っている。案内所と巡回案内スタッフ「エアポートコンシェルジュ」が活用。ゴールデンウィーク期間中も迷子捜しなどで導入効果が見られた。

羽田空港国内線ターミナルでiPadを活用した案内サービスを行うエアポートコンシェルジュ(空港ビル提供)

「館内呼び出し登録システム」(上)と「緊急連絡システム」(空港ビルの資料から)

 館内のパンフレットなどを電子化することで、その場でフライト情報や店舗情報などを検索できる。迷子や緊急情報を共有するシステムもあり、ゴールデンウィーク期間中は迷子の迅速な発見につながったという。

 迷子情報は「館内呼び出し登録システム」で共有。空港利用者から呼び出し依頼を受けたその場で登録し、館内のiPadへ情報を配信する。緊急事態が発生した際は「緊急連絡システム」により、一斉に館内のiPadへ緊急情報を発信する。

 iPadの導入エリアは、国内線第1と第2ターミナル。空港ビルによると4月導入後、ゴールデンウィーク期間中も導入効果があったことから、今後より本格的に活用していくという。

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日本空港ビルデング

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