空港 — 2020年5月11日 10:28 JST

羽田空港、深夜の第2・第3ターミナル連絡バス運休

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 羽田空港の国内線ターミナルなどを運営する日本空港ビルデング(9706)と国際線ターミナルを手掛ける東京国際空港ターミナル(TIAT)は、第2ターミナルと第3ターミナル(旧称国際線ターミナル)を結ぶ深夜の無料連絡バスを5月12日から運休する。中国から拡散した新型コロナウイルスの影響で運航便数が激減しているため。

深夜の第2・第3ターミナル間連絡バスが運休となる羽田空港=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 羽田のターミナル間無料連絡バスはAルートとBルート、Cルートの3つがあり、今回運休するのは深夜に第2ターミナルと第3ターミナルを結ぶCルート。通常は午前1時10分から午前4時25分まで30分間隔で運行しているが、5月12日から当面の間運休する。

 第1ターミナルから第2ターミナルを経て第3ターミナルへ向かうAルートと、第1ターミナルと第2ターミナルを結ぶBルートは、3月18日から当面の間、運行間隔を通常の4分から8分に変更している。現在の運行時間は、Aルートが午前4時48分から翌日午前0時まで、
Bルートが午前5時2分から午後11時58分まで。

 異なるターミナル間で乗り継ぎする利用者には、京急とモノレールの第1ターミナル-第3ターミナル間、第2ターミナル-第3ターミナル間で利用できる「乗り継ぎ乗車票」を各ターミナルの案内カウンターで無料配布している。

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