エアバス, エアライン, 機体 — 2020年4月23日 23:45 JST

フィンエアー、A350客室を貨物室に 成田や関空にも飛来

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 フィンエアー(FIN/AY)は、大型旅客機のエアバスA350-900型機2機を貨物機に改修し、貨物搭載容量を拡大した。フィンランドやエストニアと日本・中国を結ぶ貨物便の運航に活用する。中国から拡散した新型コロナウイルスの影響で、マスクや防護服など医療物資を中心に貨物需要が増大していることに対応する。

フィンエアーのA350=18年4月 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 貨物専用便は東京(成田)、大阪(関西)、ソウル、上海、広州の5都市とフィンランドやエストニアの間で週10便程度運航している。国の緊急物資や医療関連企業であるメヒレイネン(Mehiläinen)社によるコロナウイルスのサンプルに加え、鮮魚など通常の貨物も併せて輸送する。

 貨物輸送の機材にはすべてA350を用いており、このうち2機の客室を貨物スペースに改修。これまでは床下の貨物室のみで運んでいた。貨物専用便とチャーター便で運用しているという。

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