エアライン, ボーイング, 機体 — 2020年4月16日 13:35 JST

エア・カナダ、777-300ERを貨物機に 座席外し搭載量2倍、マスク900万個運ぶ

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 エア・カナダ(ACA/AC)は、大型旅客機ボーイング777-300ER型機のうち3機の客室を貨物スペースに改修する。中国から拡散した新型コロナウイルスの影響でマスクや医療機器の輸送需要が増えており、旅客機を貨物専用機に転用する。改修後の貨物搭載量は従来比2倍の89.63トンに増え、医療用マスク900万個を輸送できるという。

客室のシートを撤去し貨物スペースに改修したエア・カナダの777-300ER(同社提供)

 改修は内装や機材メンテナンスを手がけるアビアノア(Avianor)社がモントリオール近郊の拠点で担当。計6日間かけて422席のシートを取り外し、医療機器などの貨物積載ゾーンを設置した。すでに1機の改修を終え、貨物便として運航中。残る2機も近く改修を完了するという。

 777-300ERは、エア・カナダが運航する旅客機では最大の大きさ。今回改修する3機以外にも、客室が通常仕様の777や787を貨物機として運航する。すでに3月22日から4月11日までに計40便を運航しており、今後は最大で週20便を運航する計画だ。

客室のシートを撤去し貨物スペースに改修したエア・カナダの777-300ER(同社提供)

客室のシートを撤去し貨物スペースに改修したエア・カナダの777-300ER(同社提供)

客室のシートを撤去し貨物スペースに改修したエア・カナダの777-300ERの床(同社提供)

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