エアライン, ボーイング, 機体, 空港 — 2020年3月30日 05:02 JST

ソラシド、福岡に初就航 那覇から1日1往復

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 ソラシドエア(SNJ/6J)は3月29日、那覇-福岡線を開設した。同社が福岡空港に乗り入れるのは初めてで、1日1往復運航する。

感謝を表す横断幕を掲げるソラシドエアの髙橋社長(中央)と社員=20年3月29日 PHOTO: Masahiro TSUKAHARA/Aviation Wire

 当初、福岡からの初の出発便となる6J99便(ボーイング737-800型機、登録記号JA806X)は定員の174席がほぼすべてが売れ、福岡空港の国内線ターミナルでテープカットや来賓祝辞などの就航記念行事が開かれる予定だった。

 しかし、新型コロナウイルスの影響でキャンセルが相次ぎ、初便の乗客は幼児1人も含めて71人。行事のほとんどが中止され、乗客への「初便搭乗証明書」やオリジナルのネームタグなど記念品の贈呈に縮小された。

新型コロナウイルス対策でマスクを着用して報道陣の質問に答えるソラシドエアの髙橋社長=20年3月29日 PHOTO: Masahiro TSUKAHARA/Aviation Wire

 ソラシドの髙橋宏輔社長は、新路線就航の意義について「元々会社発足当初から“九州・沖縄の翼”を標榜してやってきており、福岡空港就航は悲願であり、それがかなった。ただ、まだ1便だけ。2025年に福岡空港の第2滑走路の開設が予定されており、その際に羽田などへの路線も開設できないか模索したい。また国際線も狙いたい」と話し、「開設された沖縄路線を福岡の人に愛していただき、ぜひ利用してほしい」と訴えた。

 また、新型コロナウイルスの影響については、減便などは実施していないとしたうえで、「まだ確定的な数字は出ていないが、3月の搭乗率は4割程度にとどまっており、搭乗数からいくと前年同月比の半分くらい」と述べ、「定期航空協会(定航協)などを通じて、航空関係のさまざまな税の減免など、支援がいただけるよう訴えており、政府がそのような動きをしてくれることを期待したい」と話した。

 運航スケジュールは、福岡行き6J98便が那覇を午前11時10分に出発し、午後0時55分着。折り返しの那覇行き6J99便は午後1時35分に福岡を出発して、午後3時25分に到着する。いずれも全日本空輸(ANA/NH)とコードシェア(共同運航)となる。初日の29日は、福岡行き6J98便が午前11時13分に出発して午後0時53分に到着し、那覇行き6J99便は午後1時30分に出発し、午後3時4分に到着した。

 同路線の開設により、ソラシドは11都市に就航し、13路線80便を運航する。

運航スケジュール
6J98 那覇(11:10)→福岡(12:55)
6J99 福岡(13:35)→那覇(15:25)

福岡発那覇行き初便の乗客に記念品を手渡すソラシドエアの髙橋社長(中央)=20年3月29日 PHOTO: Masahiro TSUKAHARA/Aviation Wire

ソラシドエアの福岡発那覇行き初便の乗客に手渡された記念品=20年3月29日 PHOTO: Masahiro TSUKAHARA/Aviation Wire

福岡空港を出発するソラシドエアの那覇行き初便6J99便=20年3月29日 PHOTO: Masahiro TSUKAHARA/Aviation Wire

関連リンク
ソラシドエア

運輸審議会、ソラシドの福岡就航妥当(20年3月3日)
ソラシド、福岡3月就航へ 那覇から1日1往復(20年2月6日)
ソラシドの福岡就航、運輸審議会が審議(20年2月3日)
福岡空港、国内線新バスラウンジと搭乗口公開 30日から誘導路二重化、夏ダイヤ増枠(20年1月28日)