エアライン, 空港 — 2020年2月6日 00:00 JST

ピーチ、那覇-ソウル3月運休へ 韓国発需要落ち込みで

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は夏ダイヤが始まる3月29日から、那覇-ソウル(仁川)を運休する。韓国経済の冷え込みによる韓国からの旅行需要のほか、夏ダイヤで新路線就航に伴う機材効率などで判断した。

那覇-ソウル線を3月で運休するピーチ=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 那覇-ソウル線は2015年9月4日に、1日1往復で開設。2019年からの韓国経済の冷え込みとウォン安により、韓国からの旅行需要が低下していることから、今年1月28日から2月22日まで一時的に運休する。翌23日から運航を再開するものの、3月28日の運航が最終となる。

 同社の韓国路線は、現地発の需要低下により運休が相次いでいる。札幌-ソウル線は2019年10月27日に、関西-釜山線は今年1月6日が最後の運航で、韓国経済の冷え込み以降の運休としては、那覇線が3路線目となる。ピーチはこのほか、関西と羽田からソウル線を運航している。

 ピーチは3月28日に、関西-松山線も運休。一方で夏ダイヤ初日の3月29日から、成田-長崎線と鹿児島線の2路線を開設する。関西-宮崎線と鹿児島線を増便するなど、九州路線を強化を図る。

関連リンク
ピーチ・アビエーション

ピーチ、松山3月運休へ 四国便ゼロに(20年2月4日)
ピーチ、韓国2路線運休へ 冬ダイヤ、台湾3路線は順次開設(19年8月28日)
ピーチ、那覇-ソウル就航 那覇発着5路線に(15年9月4日)