エアバス, 機体 — 2013年4月9日 18:12 JST

エアバス、米アラバマの最終組立工場を着工 15年に稼働

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 エアバスは現地時間4月8日、米アラバマ州モービルでA320ファミリーの最終組立工場を着工したと発表した。同社としては米国初の製造拠点。

モービルでくわ入れ式を行うエアバスのブレジエCEO(中央)ら=4月8日 PHOTO: T. Denson/Airbus

 モービルのブルックリー・エアロプレックスに建設される同工場は、A319、A320、A321の最終組立を行う。工場の建設作業は今夏から開始される予定で、最終組立は2015年に開始し、引き渡しは16年から行われる。量産時には月産4機を生産することになり、作業員約1000人の雇用が見込まれる。

 エアバスでは、バージニア州ハーンドンにある米国拠点エアバス・アメリカをはじめ米国内に多くの関連施設を開設。ブルックリー・エアロプレックスのエンジニアリング・センターでは、200人以上のエンジニアなどが働いている。カンザス州ウィチタにもエンジニアリング・センターがあり、バージニア州アッシュバーンには補修部品センター、フロリダ州マイアミに訓練センター、ワシントンDCには政府関係の調整を行う連絡オフィスが置かれている。

 エアバスの米国内の関連施設をすべて合わせると、従業員数は1000人以上にのぼる。

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Airbus
エアバス・ジャパン

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