エアライン, 機体 — 2019年10月13日 17:58 JST

HAC、ウポポイ開設PRするデカール機 アイヌ文化支援で

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 日本航空(JAL/JL、9201)とグループ会社の北海道エアシステム(HAC、NTH/JL)は、アイヌ文化振興を支援する一環として、2020年4月開設予定の「ウポポイ(民族共生象徴空間)」をPRするデカール機の運航を始めた。

ウポポイ開設をPRするデカールを貼ったHACのサーブ340B=19年10月 PHOTO: Stringer/Aviation Wire

 JALは、2015年12月に北海道と包括連携協定を締結。今年9月からはHACとともに、北海道を応援する企業や団体が集う「ほっかいどう応援団会議」に参加している。ウポポイは2020年4月24日に北海道白老町(しらおいちょう)に開設予定の施設で、来場目標100万人達成を支援する一環として、HACが運航する3機のサーブ340B型機全機の前方左側ドアにウポポイをPRするデカールを貼り、開設200日前の10月7日からは3機がそろった。

 HACの機内誌などで、ウポポイやアイヌ文化を乗客に紹介していく。

ウポポイ開設をPRするデカールを貼ったHACのサーブ340B=19年10月 PHOTO: Stringer/Aviation Wire

ウポポイ開設をPRするデカールを貼ったHACのサーブ340B(JA01HC)=19年10月 PHOTO: Stringer/Aviation Wire

ウポポイ開設をPRするデカールを貼ったHACのサーブ340B(JA02HC)=19年10月 PHOTO: Stringer/Aviation Wire

ウポポイ開設をPRするデカールを貼ったHACのサーブ340B(JA03HC)=19年10月 PHOTO: Stringer/Aviation Wire

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