エアライン, 空港 — 2019年10月11日 22:50 JST

台風19号で12日欠航1800便超、20万人影響 鉄道も計画運休

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 大型で非常に強い台風19号が10月12日夕方以降、東日本に上陸する可能性が高まってきたことから、全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)の大手2社だけで、12日は両社の国内線と国際線計1325便の欠航が決定。影響者数は約20万人を超えた。LCCや海外の航空会社なども含めると、12日の欠航は1800便以上にのぼる。

*最新記事はこちら(10月12日 22:50)。13日も欠航多数。

羽田空港国内線ターミナル駅で台風19号の影響による運転取り止めの可能性を伝える京急の案内表示=19年10月11日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

11日21時現在の台風19号の24時間経路図(気象庁のウェブサイトから)

 気象庁によると、台風19号は11日午後9時の時点で東京都八丈島の南西約440キロを時速20キロの速さで北北西へ進んでいる。中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルで、中心から東側370キロ以内と西側280キロ以内は風速25メートル以上の暴風域となっている。

 12日午前9時には、中心気圧935ヘクトパスカルで、八丈島の西南西約270キロに達する見込み。12日夕方から夜にかけて東海または関東地方に上陸する見込み。13日にかけて温帯低気圧の性質を帯びつつ、速度を速めながら東日本から東北地方を北東に進むとみられる。

 鉄道会社でも、12日は計画運休を実施。13日も点検などの影響で、運転再開が昼ごろになる可能性もある。羽田へ乗り入れる京浜急行電鉄(9006)は、12日正午ごろから運転本数を減らし、午後4時ごろには運転を取りやめる可能性がある。13日も運転再開は昼ごろになる場合があるとしている。東海道新幹線は、12日は東京-名古屋間は運転を終日取りやめる。

ANA

 ANAでは、11日は関西発福岡行きNH1709便など国内線3便と、豪パース発成田行きNH882便など国際線20便の計23便の欠航が決定。合わせて3500人に影響が出た。

羽田空港で台風19号の影響による欠航の可能性を伝えるANAの案内表示=19年10月11日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 12日は、国内線は羽田・成田発着全便をはじめ、伊丹や関空、中部の発着便など558便と、国際線131便の計689便が欠航する。羽田・成田発着の国際線は、一部の深夜早朝便を除いて欠航し、関空・中部発着の国際線は全便欠航が決まった。12日の影響者数は、国内線が約8万9400人、国際線が約2万700人で、あわせて約11万100人にのぼる。

 13日も、国際線4便の欠航が決定。上海(浦東)と瀋陽、広州、武漢から成田へ向かう便が欠航する。

JAL

 JALでは、11日は羽田発中部行きJL209便など国内線7便と、サンフランシスコ発羽田行きJL1便など国際線15便の、計22便が欠航。約4050人に影響が出た。

 12日は、羽田と成田、伊丹、関西空港、中部発着を中心とする国内線542便と、成田発フランクフルト行きJL407便など国際線94便の計636便が欠航する。12日の影響者数は、国内線が約8万1550人、国際線が約1万5830人で、あわせて約9万7380人に達した。

 13日は、伊丹発成田行きJL3004便など国内線3便と、成田発グアム行きJL941便など国際線13便の欠航が決定している。

 グループで那覇を拠点とする日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)では、12日は中部発那覇行き全便など17便の欠航が決定。臨時便として石垣発那覇行きNU1626便と、宮古発那覇行きNU1574便を運航する。

中堅4社

 スカイマーク(SKY/BC)では、12日は120便の欠航が決定した。13日も51便が欠航する。

 スターフライヤー(SFJ/7G、9206)では、12日は羽田発着を中心に国内線57便と、国際線1便の計58便が欠航。約2800人に影響が出る見通し。13日の運航については、12日正午前後に判断し、ウェブサイトに掲載を予定している。

 エア・ドゥ(ADO/HD)では、12日は羽田発着を中心に60便の欠航が決まった。13日の運航は、12日午前中に決定する見通し。

 ソラシドエア(SNJ/6J)では、12日は羽田-宮崎線や熊本線など51便の欠航が決定。約4350人に影響が出る見込み。13日は羽田発宮崎行き6J51便など8便の欠航が決まり、約640人に影響が出る見通し。

LCC

 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)では、12日は国内線58便と国際線18便の計76便の欠航が決定。合わせて1万997人に影響が出る見通し。13日は国内線16便と国際線4便の計20便の欠航が決まっており、3134人に影響が出るとみられる。

 ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)では、11日は国内線9便が欠航し、1556人に影響が出た。12日は、国内線118便と国際線7便の計125便の欠航が決定し、1万6054人に影響が出る見通し。13日は国際線1便の欠航が決まった。

 エアアジア・ジャパン(WAJ/DJ)では、12日は国内線8便と国際線1便の欠航が決定。13日の運航は、状況が分かり次第発表するという。

外航

 ユナイテッド航空(UAL/UA)は、12日に日本を発着する全便の欠航を決めた。

 セブパシフィック航空(CEB/5J)は、マニラ-成田線とセブ-成田線合わせて6便の欠航を決めた。

 このほかの航空会社でも、台風の進路によっては欠航や遅延の発生が予想され、各社では最新情報をウェブサイトなどで確認するよう、呼びかけている。

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台風19号、13日も欠航700便超 羽田・成田便に影響(19年10月12日 22:50)

関連リンク
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