エアバス, 機体 — 2013年4月5日 09:26 JST

エアバス、A330を月産10機に引き上げ

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 エアバスは現地時間4月4日、A330型機の生産レートを月産10機に引き上げたと発表した。これまでは月産9.5機だった。

A330の生産ライン=11年11月 PHOTO: P.Pigeyre, em company/Airbus

 同社は昨年12月にA330の最大離陸重量を242トンに引き上げたタイプを提供すると発表。A330-300には燃料積載量を増やすオプションも用意しており、いずれも2015年から就航可能となる見込み。

 現在旅客型はA330-200(3クラス253席)とA330-300(3クラス295席)、貨物型はA330-200Fを生産。派生型の軍用機として多目的空中給油・輸送機A330 MRTTをエアバス・ミリタリー社が製造している。旅客型と貨物型は、3月末時点でこれまでに92の顧客から1246機を受注し、964機を引き渡した。受注残は282機。

 日本の航空会社では、14年2月からスカイマーク(SKY、9204)がA330-300を国内幹線に就航させる予定。SKYは15年7-9月期までにリースで10機の導入を計画している。

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