エアライン, 企業 — 2019年10月3日 12:15 JST

JALとアマデウス提携 旅行会社にセルコネクト推奨

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 日本航空(JAL/JL、9201)とスペインのアマデウスは10月2日、戦略的パートナーシップを締結したと発表した。

アマデウスと提携したJAL=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 JALは日本国内の旅行会社に対し、国際線を予約する際にアマデウスが提供するGDSシステム「セルコネクト(Amadeus Selling Platform Connect)」の利用を推奨。セルコネクトの利用により、JALが導入している旅客サービスシステム(PSS)「アマデウス アルテア」とリアルタイムで予約情報が共有され、利用者によりスムーズな案内が可能になるという。

  JALは2017年11月にアルテアを導入。これに伴い、今年4月からは国際線の予約開始日を従来から30日早め、搭乗360日前から予約できるようにした。

 一方、現在の推奨GDS「AXESS(アクセス)」を運営するアクセス国際ネットワークは、2021年3月31日で営業を終了する。

関連リンク
日本航空
アマデウス・ジャパン
アクセス国際ネットワーク

AXESS、21年3月で営業終了 JALとアマデウス提携で(19年10月3日)
JALとトラベルポート、予約システムで合弁会社設立へ(19年3月19日)
JAL国際線、4月から360日前予約に アマデウス導入で(19年2月17日)
JAL、新旅客システム稼働 トラブルなくスタート(17年11月16日)
JAL、旅客システムにアマデウス 11月めど、ワンワールドと連携強化(17年6月7日)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post
キーワード: