エアライン, 企業 — 2019年9月24日 20:39 JST

JALと丸紅、ビジネスジェット新会社がサービス開始

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 日本航空(JAL/JL、9201)と丸紅(8002)は9月24日、共同設立したJALビジネスアビエーション(東京・大田区、紺戸隆介社長)が旅行業登録を完了し、チャーターフライトの手配などのサービスを始めると発表した。

丸紅が扱うガルフストリームG650ER

 JALと丸紅は今年1月11日に、JALビジネスアビエーションを設立。提供するビジネスジェットに関するサービスは、チャーターフライト手配と運航支援・グランドハンドリング、オーナー所有機マネジメントの3種類となる。

 チャーターフライトの手配では、定期便からの乗り継ぎや海外都市間の移動、日本発着の国際区間、日本国内のフライトを手配。JAL便を利用して海外で乗り継ぐ際は、主要空港でエスコートサービスを提供する。また、チャーターフライト搭乗時には、区間に応じたマイル積算サービスを行う。

 運航支援やグラハン業務は、国内空港で実施。機体マネジメントは世界大手のビジネスジェット運航会社Jet Aviationと協力し、スケジューリングや乗員、格納庫、整備の手配を手掛ける。

 JALは2017年4月に、ビジネスジェットの運航を手掛ける仏ダッソー・ファルコン・サービス(DFS)と提携し、JALの東京-パリ線とビジネスジェットのチャーターサービスを組み合わせたサービスを始めると発表。ビジネスジェット事業に参入した。

 航空会社と商社の動きでは、全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)が、双日(2768)と新会社「ANAビジネスジェット」を2018年7月に設立。ANAの国際線から欧米で乗り継ぐチャーター便や、日本から海外へ直接向かうチャーター便の手配、地上での移動手段やホテル、飲食店など、ビジネスジェットの利用をトータルでサポートする事業を展開している。

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