空港 — 2019年9月14日 09:50 JST

成田空港、プラスチックゴミ削減 紙ストローやエコバッグ

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 成田空港を運営する成田国際空港会社(NAA)は、世界的な問題になっている海洋プラスチック汚染対策として、グループ直営飲食店やラウンジで使用するストローを紙製に切り替え始めた。年内には直営39店舗で使用するショッピングバッグをエコ素材に100%切り替える。

プラスチックゴミ対策を始めた成田空港=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 紙製ストローは直営飲食店やラウンジ計5店舗で9月9日から導入。ショッピングエコバッグは9月末から順次導入し、12月末までに切り替えを終える。生分解性のあるショッピングバッグの素材や強度についての検証も2020年2月までに実施し、実用性の高いものから順次導入していく。

 また、成田空港オリジナルのエコバッグを用意し、土産物として販売。2020年4月までに導入し、プラスチック製ショッピングバッグの使用量削減につなげる。

 NAAでは、2025年度までにNAAグループ直営店舗とラウンジで利用者の手に渡る使い捨てプラスチック製品の100%サステナブル化(循環型化)を目指す。

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