企業, 官公庁, 空港 — 2019年1月28日 12:41 JST

三菱重工と宮崎空港、Q400対応の搭乗橋で大臣表彰 国内初導入、バリアフリー評価

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 三菱重工業(7011)グループの三菱重工交通機器エンジニアリング(MHI-TES、広島県三原市)は1月25日に、宮崎空港のターミナルビルを運営する宮崎空港ビルとともに、国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰を受賞した。国内では初導入となった、宮崎空港の小型機に対応した搭乗橋(PBB)が評価された。

バリアフリーで大臣表彰を受けた宮崎空港の小型機対応PBB=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 国内初導入となった「小型機対応ロングPBB」は、宮崎空港で2017年12月26日から2基運用を開始。機体のドアの高さが低い、ターボプロップ(プロペラ)機のボンバルディアDHC-8-Q400型機にも装着できる。

 同PBBは全長29メートルから41メートル、地上高は1.1メートルから4.0メートルまで対応する。機体とPBBをつなぐヘッド部分には旋回式の渡り板を設け、乗降時に渡り板の上を歩いて利用する。宮崎空港で導入している従来のPBBは全長19メートルから35メートル、地上高は2.2メートルから5.0メートルで、地上高が低くなった分、Q400にも装着できるようになった。

 従来のPBBではQ400など100席未満のリージョナル機には直接接続できず、乗客が駐機場を歩いていき機体のステップを用いるか、空港によっては機体とPBBの間に「PBBアダプター」をかまして運用している。宮崎空港では同PBBの導入により、雨天の乗降時に旅客が傘を持ったまま移動する必要がなくなるなど、利便性が向上した。

 国交省は2006年12月に施行の「バリアフリー新法」(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)を踏まえ、2007年度からバリアフリー化推進功労者大臣表彰制度を創設。国土交通分野でのバリアフリー化の推進に貢献した個人や団体を表彰している。

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