エアバス, 機体 — 2018年11月20日 12:20 JST

ACJ320neo、初飛行 A320neoのビジネスジェット版

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 エアバスは現地時間11月19日、A320neoのビジネスジェット版「ACJ320neo」の初号機(登録番号D-AVVL)が初飛行に成功したと発表した。内装を調えたのち、英ファンボローを拠点とするアクロポリス・アビエーションへ、数カ月以内に引き渡す。

初飛行するACJ320neo=PHOTO: Bengt Lange/Airbus

 初号機はACJファミリーの「ハウスカラー」を採用。11月16日に独ハンブルクで初飛行し、2時間40分後にハンブルクへ戻った。今後、スイスのバーゼルにあるAMACエアロスペースで、アルバート・ピント インテリア デザインが手掛けた内装が施され、顧客のものに再塗装する。

 ACJ320neoの座席数は標準仕様で25席と、旅客機と比べて大幅に少ない。航続距離は6000海里(1万1100キロ)で、13時間飛行できる。

 航空会社向けのA320neoと異なり、追加の燃料タンク(ACTs: additional centre tanks)やビルトイン式の乗降用階段を備えている。また、客室の気圧高度が従来より低くなり、快適性が向上しているという。

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