エアライン — 2013年2月16日 11:58 JST

ANA、カーボンオフセット付き商品を機内販売 3月から「e-flight 2013」

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 2012年度から中長期環境計画「ANA FLY ECO 2020」で、有償輸送量あたりの二酸化炭素(CO2)排出量を05年度比で20%削減する目標に取り組む全日本空輸(ANA、9202)では、利用客とともに地球環境を考える「e-flight(エコトライアルフライト)2013」を3月に設定する。

ANAが国内線で販売するカーボンオフセット付きピンバッチ(ANAの資料から)

ANAが国際線で販売するカーボンオフセット付きパズル(ANAの資料から)

 宮城県南三陸町で「ANA こころの森」の間伐材を使って地元の人が製作したオリジナルグッズを、カーボンオフセット付き商品として国内線と国際線全路線で機内販売を行う。商品代金の一部は、一般社団法人モア・トゥリーズを通じて、国内の森づくりやアジアの森づくりに活用する。また、手持ちのマイルで環境保全活動に参加する「期間限定 環境サポートマイル」を設定する。

 国内線ではANAオリジナルのピンバッチを1個500円で、3月1日から31日まで販売。1個の購入で羽田-伊丹間の1人片道分に相当する47kgのCO2を相殺できる。オフセット代金は岩手県住田町の森づくりに活用する。

 国際線ではANAオリジナルのパズルを1個2000円で、3月1日から4月30日まで販売。1個の購入で成田-バンコク間の1人片道分に相当する395kgのCO2を相殺できる。オフセット代金はフィリピン・キリノ州の植林活動などに使われる。

 環境サポートマイルは一口3000マイルからで、東北沿岸部の海岸林再生とサンゴ再生の2つを用意した。

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全日本空輸

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