エアライン, 企業, 官公庁 — 2018年9月20日 07:55 JST

ツーリズムEXPO開幕 出展者数10%増、テーマ別観光に焦点

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 日本観光振興協会(日観振)と日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)が主催する世界最大級の旅行イベント「ツーリズムEXPOジャパン」が、9月20日から23日まで東京・有明の東京ビッグサイトで開かれる。今回は航空会社をはじめ、47都道府県と130以上の国・地域から、前年比10%増となる1440の団体・企業が出展。観光誘致やサービス紹介を行う。

20日から4日間開かれるツーリズムEXPO=17年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 5年目を迎える今回は、旅の多様化に合わせてテーマ別観光エリアを新設。酒蔵やスポーツ、リゾートウェディングなど、体験型のテーマ別観光を紹介する。

 JR北海道は、青函トンネルが今年で30周年を迎えたことから、北海道新幹線や特急列車など、北海道を鉄道で巡る魅力を紹介。北海道新幹線のプラレール運転体験や車内を模した空間を設ける。沖縄観光コンベンションビューローは、巨大水槽で沖縄美ら海水族館を再現する。

 また、「日本一の星空」を持つと言われる長野県阿智村と昼神温泉郷の展示ブースでは、プラネタリウムアトラクション「ドームプラネット」を設置。日本で一番星空がきれいな村をアピールする。

 ハワイ州観光局は、上下左右に移動する座席で、ハワイの風が体感できるる「Hawaii 4DX ライド」を出展。トルコ共和国やマカオ政府観光局、タヒチ観光局、フランス観光開発機構などもブースを設ける。

 航空会社では、全日本空輸(ANA/NH)が遠隔での旅行や釣りを体験できる遠隔操作ロボット「アバター」の体験コーナー、ジェットスターが客室乗務員やパイロットになりきってアナウンスを体験できる「飛行機カラオケ」など、各社が出展する。

 フードエアリアでは、全国ご当地どんぶり選手権を開催する。

 20日と21日は業界・報道関係者向けの公開で、一般公開は22日と23日。開催時間は、22日が午前10時から午後6時まで、23日が午前10時から午後5時まで。一般公開日の入場料は、前売券が大人1100円、学生600円、当日券が大人1300円、学生700円。会場となる東展示棟の東ホール1から3に世界各国の企業や団体、航空会社が出展し、東ホール4から6が日本国内の自治体を中心とした展示になっている。

 前回2017年の実績は、1310の企業・団体が出展し、19万1577人が来場。このうち、一般公開日の2日間に訪れた人は、全体の73.5%にあたる14万849人だった。

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ツーリズムEXPOジャパン

ツーリズムEXPOが開幕 東京ビッグサイトで24日まで(17年9月23日)

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