エアライン — 2018年8月27日 20:15 JST

JAL、羽田-南紀白浜にスーパー先得 冬ダイヤから

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 日本航空(JAL/JL、9201)は、羽田-南紀白浜線の早期割引運賃「先得」の種類を、10月28日に始まる冬ダイヤから拡充する。搭乗日の45日前まで購入できる「先得タイプB」と55日前までの「スーパー先得」を加える。

羽田-南紀白浜線の早期割引運賃を拡充するJAL=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 南紀白浜線の先得は現在、搭乗28日前まで購入可能な「先得タイプA」と75日前までの「ウルトラ先得」を設定。先得Aの場合、最安値は片道1万6300円で、先得Bが1万3300円、スーパー先得が9700円、ウルトラ先得が9000円となる。

 先得Aとウルトラ先得の間を埋める運賃を設定することで、需要喚起を図る。

 今年4月に就航50周年を迎えた羽田-南紀白浜線は、1968年4月2日に当時の日本国内航空(日本エアシステムの前身)が日本航空機製造YS-11型機で開設。現在は、JALグループで地方路線を担うジェイエア(JAR/XM)が、エンブラエル190型機(E190、2クラス95席:クラスJ 15席、普通席80席)で1日3往復運航している。

 南紀白浜空港は和歌山県が管理する地方管理空港で、1968年4月1日開港。当時の滑走路は1200メートル(RWY16/34)だった。1996年3月9日に、旧空港の東隣に1800メートルの滑走路(RWY15/33)を持つ現空港が開港し、2000年9月には2000メートルに延長した。運用時間は午前8時30分から午後8時まで。

 定期便はジェイエアの羽田線のみで、国際線は就航していない。一方、県は2019年4月から民営化を目指している。

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