エアライン, 空港 — 2018年2月20日 11:06 JST

JAL、南紀白浜開港50周年でチャーター 4月に紀伊半島周遊

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 日本航空(JAL/JL、9201)グループで地方路線を担うジェイエア(JAR/XM)は、4月1日に開港50周年を迎える南紀白浜空港で、和歌山県主催の記念チャーター便を運航する。

南紀白浜開港50周年でチャーター便を運航するジェイエア=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 機材はエンブラエル170(E170)型機(1クラス76席)で、搭乗者は和歌山県が県民を対象に募集。南紀白浜発着で午後2時30分に出発し、紀伊半島上空を遊覧して午後3時30分に戻る。

 県のウェブサイトによると、20組40人を募集。応募は電子メールや郵送などで3月11日まで受け付ける。

 記念チャーターのほか、県では4月から6月にかけて、写真や航空会社の提供品などによる空港歴史展を開催。6月から8月にはフォトコンテストを開き、秋にはイベントを予定している。

 南紀白浜空港は県が管理する地方管理空港で、1968年4月1日開港。当時の滑走路は1200メートル(RWY16/34)だった。1996年3月9日に、旧空港の東隣に1800メートルの滑走路(RWY15/33)を持つ現空港が開港し、2000年9月には2000メートルに延長した。運用時間は午前8時30分から午後8時まで。

 定期便は、ジェイエアがエンブラエル190(E190、2クラス95席)で1日3往復運航する羽田線のみ。国際線は就航していない。

 2016年度の搭乗者数は11万9777人(前年度比5.7%減)で、搭乗率は70.4%(2.5ポイント上昇)だった。県は2019年4月から民営化を目指している。

関連リンク
南紀白浜空港
南紀白浜空港(和歌山県)
日本航空
ジェイエア

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