エアライン, 機体, 空港 — 2018年3月21日 08:36 JST

JAL、わかぱんジェットで和歌山PR 4月就航、南紀白浜50周年

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 日本航空(JAL/JL、9201)は、羽田-南紀白浜線の就航50周年を記念し、特別デカール機「わかぱんジェット」を4月1日に就航させる。和歌山の観光PRキャラクター「わかぱん」を機体後方に描くほか、機内のヘッドレストカバーと飲み物に使用する紙コップもわかぱん仕様にする。

わかぱんジェットのイメージイラスト(JAL提供)

 羽田-南紀白浜線は、1968年4月2日に当時の日本国内航空(日本エアシステムの前身)が日本航空機製造YS-11型機で開設。現在はJALグループで地方路線を担うジェイエア(JAR/XM)が、1日3往復運航している。3月25日からの夏ダイヤでは、全便がエンブラエル190(E190)型機(2クラス95席:クラスJ 15席、普通席80席)による運航となる。

 わかぱんは、日本最多のジャイアントパンダを飼育している、県内のアドベンチャーワールドのパンダがモチーフ。わかぱんジェットは、E190の機体後方左右に、わかぱんと県の特産である梅の花をあしらった。アドベンチャーワールドでは、これまでに15頭のジャイアントパンダが育っており、3月1日時点で日本最多となる5頭が暮している。

 わかぱんジェットの初便は、1日の羽田発南紀白浜行きJL213便を予定。羽田を午前7時25分に出発し、午前8時40分に南紀白浜へ到着する。その後は路線を固定せず、羽田-南紀白浜線のほか、E190が就航している羽田-三沢線、山形線、伊丹-函館線、青森線、秋田線、仙台線、新潟線、松山線、福岡線、長崎線、宮崎線、鹿児島線、札幌(新千歳)-仙台線、福岡-仙台線に投入する。運航期間は、2019年3月末までを予定している。

初便の運航スケジュール
JL213 羽田(07:25)→南紀白浜(08:40)

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