企業, 空港 — 2017年11月13日 17:30 JST

全日空商事、チャンギ空港に和食フードコート 6店舗、14日開業

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 ANAホールディングス(9202)傘下の全日空商事は現地時間11月14日、シンガポールのチャンギ空港に日本食のフードコート「JAPAN GOURMET HALL SORA」をプレオープンする。ラーメンや丼ものなど6店舗で、年商4億5000万円を見込む。

全日空商事がチャンギ空港にオープンする日本食フードコート「JAPAN GOURMET HALL SORA」(イメージ、同社提供)

全日空商事がチャンギ空港にオープンする日本食フードコート「JAPAN GOURMET HALL SORA」の店内(イメージ、同社提供)

 チャンギ空港ターミナル2の3階搭乗口前ロビーエリアで開業する。面積は約721平方メートルで、席数は約300席。天丼と海鮮丼、ラーメン、お好み焼き、イタリアン、韓国料理の6店舗で、旅行者だけではなく、近隣住民にも利用してもらえるよう、キッズコーナーなどを設ける。利用者のほとんどは外国人を見込む。

 グランドオープンは12月5日で、プレオープン期間でも一般客が利用できる。全日空商事によると、プレオープンとグランドオープンは、シンガポールの商習慣に合わせたものだという。

 運営は全日空商事が60%、現地パートナーが40%出資する合弁会社「SG RETAIL PARTNERS PTE. LTD.」。資本金は150万シンガポールドル(約1億2000万円)で、役員構成は全日空商事から2人、現地から1人となる。全日空商事は、2015年からシンガポール市内で日本食店を現地と合弁で運営している。

 また、国内の空港では、全日空商事のグループ会社「ANA FESTA」が32店舗を運営している。

 全日空商事では、チャンギ空港の新店舗で初年度は年商4億5000万円を目指すという。

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