エアライン, 空港 — 2017年9月4日 11:20 JST

JAL、釜山就航50周年で歴代制服披露 植木社長「サービス向上でLCCと差別化」

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 日本航空(JAL/JL、9201)の釜山路線が、9月2日で就航50周年を迎えた。前日の1日には釜山市内で式典が開かれ、両国の政府・航空関係者や初便に搭乗した乗客らが招かれた。50周年当日の2日は、釜山空港の搭乗口前で記念イベントが開かれ、成田行きJL958便の乗客には記念品が手渡された。

釜山空港の搭乗口前で開かれたJAL就航50周年記念式典で披露された(右から)4代目、5代目、6代目、7代目、9代目客室乗務員の制服を着用した釜山空港の地上係員と植木社長=17年9月2日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

釜山空港の搭乗口前で開かれたJAL就航50周年記念式典であいさつする植木社長=17年9月2日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

 JALの釜山路線は現在、成田線が1日2往復。機材はボーイング737-800型機(2クラス144席:ビジネス12席、エコノミー132席)を使用している。50年前の1967年9月2日に、1路線目となる福岡ー釜山線がダグラスDC-6B型機で就航した。

 JALの植木義晴社長は、「成田と毎日2便運航しているのは、日本の航空会社ではJALが唯一。日本との間はLCCとの競争が一層激しくなっているが、サービス品質を向上させ、フルサービスキャリアとして差別化を図っていく」と、50周年の抱負を語った。

 搭乗口前では、歴代客室乗務員の制服を披露された。森英恵さんがデザインした就航当時の4代目(1967年3月から1970年6月)と5代目(1970年7月から1977年9月)、6代目(1977年10月から1987年12月)、一般公募の7代目(1988年1月から1996年9月)、先代の9代目(2004年4月から2013年5月)を釜山空港の地上係員が着用し、歴史を振り返った。

 成田行きJL958便は、定刻より7分早い午後2時3分に釜山の8番スポットを出発。4分早着となる午後4時11分に成田へ到着した。

JALの歴代制服の写真とともに釜山空港の搭乗口に飾られたDC-6Bの模型=17年9月2日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

釜山空港の搭乗口前で開かれたJAL就航50周年記念式典で披露された(右から)4代目、5代目、6代目、7代目、9代目客室乗務員の制服を着用した釜山空港の地上係員=17年9月2日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

釜山空港の搭乗口前で開かれたJAL就航50周年記念式典でテープカットする植木社長ら=17年9月2日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

釜山空港の搭乗口で4代目客室乗務員の制服を着用して乗客に記念品を手渡す地上係員と植木社長=17年9月2日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

釜山空港の搭乗口で4代目客室乗務員の制服を着用して乗客に記念品を手渡す地上係員と植木社長=17年9月2日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

釜山空港の搭乗口でJAL就航50周年の横断幕を掲げて乗客を見送る歴代客室乗務員の制服を着用した地上係員=17年9月2日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

釜山空港の搭乗口で歴代客室乗務員の制服を着用して乗客に手を振って見送る地上係員=17年9月2日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

釜山発成田行きJL960便ビジネスクラスの機内食=17年9月2日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

釜山発成田行きJL960便エコノミークラスの機内食=17年9月2日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

釜山発成田行きJL960便エコノミークラスの機内食=17年9月2日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

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