エアライン — 2017年2月28日 19:40 JST

JAL、18年度新卒採用 企画職とパイロット、CA正社員で

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 日本航空(JAL/JL、9201)は2月28日、2018年度入社の業務企画職(地上職事務系・技術系)と運航乗務員訓練生(自社養成パイロット)、客室乗務員の新卒採用を実施すると発表した。3月1日から開始し、すべて正社員で採用する。

18年度の新卒者採用を開始するJAL=15年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 採用人数は、業務企画職が事務系70人程度と技術系30人程度の約100人、訓練生は約70人、客室乗務員が約400人を予定している。昨年度に続き、業務企画職で障がい者採用を実施する。

 今年4月の入社予定者数は、業務企画職のうち事務系が75人、技術系が31人、訓練生が61人、CAが371人となっている。

業務企画職

 業務企画職は、4年制大学または大学院修士課程を2015年4月から2017年3月までに卒業・修了している人と、2017年4月から2018年3月までに卒業・修了見込みの人が対象。学部学科は事務系は不問、技術系は理工系学部学科としている。

 書類選考の後、面接や筆記試験などを実施する。1次選考は東京と大阪、札幌、名古屋、福岡の5都市で実施を予定している。障がい者採用の選考会は東京のみ。

運航乗務員訓練生

 訓練生の新卒採用は、4年制大学または大学院修士課程を2014年4月から2017年3月までに卒業・修了している人と、2017年4月から2018年3月までに卒業・修了見込みの人が対象。学部学科は不問で、既卒者は就業経験がある人も受験可能としている。

 応募条件は、心身ともに健康で航空業務に支障なく、矯正視力が両眼とも1.0以上で裸眼視力の条件はなく、各眼の屈折率が-6.0から+2.0ジオプトリー内であること。

 選考では、筆記試験や面接、適性検査、身体検査などを実施。1次選考は東京と大阪、札幌、仙台、福岡の5都市で実施を予定している。

客室乗務員

 客室乗務員は専門学校や高等専門学校、短期大学、4年制大学、大学院修士課程を、2017年4月から2018年3月までに卒業・修了見込みで、2018年2月以降、会社の指定する時期に入社できる人を対象としている。学部学科は不問。

 応募できる健康状態は、呼吸器や循環器、耳鼻咽喉、眼球、脊髄、心身の状態などが航空機乗務に支障なく、コンタクトレンズ矯正視力が両眼とも1.0以上であること。

 書類選考を経て面接や筆記試験、健康診断と体力測定、適性検査などを実施する。1次選考は、東京と大阪、札幌、名古屋、福岡の5都市で実施を予定している。

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