エアライン, ボーイング, 機体 — 2012年10月30日 20:48 JST

デルタ航空、新フルフラットシートの体験イベント 丸の内で

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 デルタ航空(DAL)は10月30日、東京・丸の内オアゾ1階のイベントスペースでビジネスクラス「ビジネスエリート」の最新シート体験イベントを11月1日まで行っている。時間は午前11時から午後7時まで。

座り心地や寝心地を体験できるデルタ航空の最新フルフラットシートのモックアップ=10月30日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 会場には最新型フルフラットベッドシートのモックアップが用意され、座り心地や寝心地を体験できる。また、ビジネスクラスで行くハワイ行きペア往復航空券や、DALのロゴ入りグッズが当たる抽選会も実施している。

 DALは2013年末までに長距離国際線の全路線で、ビジネスクラスにフルフラットベッドシートを導入する。すでに日本路線の主要機材ボーイング777と747型機への導入を終え、現在は767型機とエアバスA330型機への導入を進めている。

 747-400のビジネスクラスシートは航空機器大手の仏ゾディアック・エアロスペース社製。全座席がフルフラットベッドシートで通路に面しているため、隣の乗客を気にせず出入りできる。各シートには110ボルトの電源やUSBポート、読書用LEDライトが装備され、15.4インチのワイド画面を採用した個人モニターでは300本以上の映画や27種類のビデオゲーム、5000曲以上の楽曲などが楽しめる。

 シートは長さ80インチ(約2m)、幅は20.5インチ(約52cm)で、ヘリンボーンスタイルで斜めに配置。窓側のシートは窓向きに配置され、メインデッキ(1階席)中央の2列のシートは斜めに向き合う形となり、同行者がいる場合に適した配置になっている。座席幅は従来型シートの20%増となり、大型テーブルと個人用スペースとなるサイド・コンソールが設置されている。

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