全日本空輸(ANA/NH)を中核とするANAグループは8月18日、2026年度下期の航空輸送事業計画をを一部変更すると発表した。このうちANAの国際線は、成田-ムンバイ線と羽田-ミラノ線を増便し、週7往復(1日1往復)運航する。また、成田-バンコク・シンガポールの2路線を通期で増便。成田-ホノルル線は一部期間で減便し、週10-14往復運航する。下期の運航便数は、前年比4%増に拡大する。このほか、個室ビジネスクラスなど全クラスに新シートを導入するボーイング787-9型機を、11月以降に受領する。

羽田-ミラノ線を増便するANA=24年12月3日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
成田-ムンバイ線は現在週3往復で、火曜と金曜、日曜に運航する。9月1日からは週7往復に増便し、下期にあたる冬ダイヤ(10月25日から27年3月27日まで)も通期で増便を継続する。
羽田-ミラノは現在週3往復で、月曜、水曜、土曜に運航。下期中に週7往復への増便を計画する。また、ミラノ線と同時期に開設した羽田-ストックホルム、イスタンブールの欧州2路線は便数を維持し、いずれも週3往復ずつ継続する。
成田-バンコク・シンガポールの2路線も通期で増便する。現在はバンコク線が週7往復で、9月1日から週11往復に増便。冬ダイヤでさらに増便し、週14往復(1日2往復)となる。シンガポール線は週7往復で、9月1日からは同14往復に増便。冬ダイヤも週14往復を継続する。
1日最大2往復運航する成田-ホノルル線は、一部期間で減便し、週10-14往復運航する。減便対象となるのは2便目として運航するNH182/181便で、年末年始を始めとする多客期は減便しない。
減便の対象期間は4回に分かれ、10月25日から11月5日、11月21日から12月16日、2027年1月11日から3月18日、3月27日から4月中旬はそれぞれ火曜、金曜、日曜のみ運航する。1便目のNH184/183便は通期で1日1往復を継続する。
787-9の新仕様機には、個室ビジネスクラスシート「THE Room FX(ザ・ルームFX)」を新たに採用。2019年8月に就航した777-300ERの新仕様機「THE Room」の快適性を継承しつつ、787の機体幅に最適化したもので、中型機向けのビジネスクラスの刷新は約10年ぶり。プレミアムエコノミーとエコノミークラスも新シートを採用し、全クラスが新シートになる。
新仕様機の座席数は3クラス206席(ビジネス48席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー137席)。既存機と比べてエコノミークラス1列9席分の減少にとどめた(関連記事)。
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全日本空輸
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